ゾゾタウンが中国事業を見直し – 中途半端な価格が浮き彫りに

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ゾゾタウンZOZOTOWNが中国事業を見直し日本ブランドの中途半端な価格が浮き彫りに

 

ゾゾタウン ZOZOTOWN を運営するスタートトゥデイ社は、2011年10月中国向けに ZOZOTOWN CHINA と 淘宝商城 (タオバオモール)内に ZOZOTOWN 旗舰店をオープンしました。そして約半年経った2012年5月下旬、同社は早くも中国での事業モデルを見直しました。通販新聞にて、現地で指揮をとる西巻氏 (走走城上海電子商務総経理) のインタビュー記事がありますので、以下の通り短く纏めました。

 

 

中国人には異常に高いと感じた価格

当初はデザインに癖があるエッジの利いたブランドも含め、中国未進出ブランドを発信するのがゾゾタウンの役割と考えた。日本からの輸入となるため価格が高くなるのは分かっていたが、結果的に中国人には異常に高いと感じたようだ。

見直し後、中国進出ブランドから現地で商品を消化仕入れする事業モデルに変えた。取扱いブランドは53ブランドから7ブランドに減って再始動。6月末には12ブランドになる予定で、商品単価は以前の半分くらい (日本円で6,000 – 8,000円程度) とした。

 

 

輸入モデルの不確実性

中国の税関で長期間商品を止められたり、どこかで商品が抜かれたりすることは日常茶飯事で、いつ手元に商品が届くのか計算できなかった。冬物のダウンを売りたいのにシーズン終わりに商品が届いたこともあり、季節商材を売るのには適さなかった。

 

 

オフラインのプロモーションを強化

オンラインプロモーションで効果があったのはリスティング広告くらい。見直し後は、オンラインだけではなくオフラインのプロモーションを積極的に実施する。

ファッションイベントに協賛したり、ブランドの実店舗と連携するなど、これまでゾゾタウンが日本でやって来なかった新しい取り組みを進める。中国で実店舗を展開するブランドを取り扱うことで、例えば、店頭で割引キャンペーンを実施するときはゾゾタウンでも連動する、など。

 

 

中国人が求めることは何か?

日本人の場合、利便性からブランドの服をインターネットで定価でも購入するケースが多いが、中国人がインターネットに求めているのは安さ。

ゾゾタウンはこれまで商品のブランドタグで勝負してきたが、中国ではそれだけでは勝てない。価格もそうだが、中国人が興味を持つ日本のエンタメや文化を服にかけ合わせることで強い商品になると考える。

 

 

関連記事 :  ゾゾタウン、マガシーク、スタイライフ – ファッションEC動向

 

 

出典 :  「日本の成功体験捨てる」──ゾゾの中国展開、次の一手は? – 通販新聞

 

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