台湾では、消費者保護法で「七天鑑賞期」といわれるクーリングオフ制度があります。EC・通販はもちろん対象になりますが、有料のモバイルアプリも例外では無く、アプリ購入から7日間は返金に応じることが事業者に義務付けられています。
この制度にたいしてAppleはiTunes Storeの規約を改正して対応したのですが、Googleは従わず、裁判所から100万台湾ドルの罰金が課せられていました。Googleは、Google Playの有料アプリをすべて削除し、罰金に対しては控訴している状況でしたが、今回Googleの訴えが受け入れられ、有料アプリの配信が再開されました。
7日のクーリングオフ期間を主張していた台北政府がGoogleに敗訴し、Google Playで有料アプリが始まりましたが、他のネットサービスにも影響がでるかもしれません。
上記は、台湾大手メディア中時電子報の発表を受けて、台湾現地で業界に携わっている方のコメントです。AppleやMicrosoft (Xbox Live) の今後の動向も注目されるでしょう。
出典 : 7天鑑賞期擬取消 網購買到爛蛋糕 恐難退貨 – Yahoo!奇摩新聞