台湾アパレル・ファッションEC事例 – lativ、東京著衣

lativは台湾版ユニクロと言われており、シンプルデザイン・高品質・低価格を目指している。台湾アパレルECとしては最大規模。2011年売上は 40億台湾ドル、1,400万着を販売した。単純に割り算をすると売上単価 …

台湾アパレルEコマースEC事例Lativ東京著衣

 

 

lativ

  • lativ はよく台湾版ユニクロと言われており、シンプルデザイン・高品質・低価格を目指している。
  • オンライン専業の台湾アパレルEコマースとしては最大規模のサイト。
  • 2011年売上は 40億台湾ドル (約110億円、1台湾ドル = 2.75円にて円換算)、1,400万着を販売した。単純に割り算をすると、売上単価は286台湾ドル (約790円) 。
  • 売上規模で比較すると、ゾゾタウン (ZOZOTOWN) の約3分の1、ユナイテッドアローズのEコマースとほぼ同等。

 

※ ユニクロ台湾の商品の販売価格帯は、日本のユニクロよりも高くだいたい1.2 〜 1.3倍 (店舗・オンラインともに)。オンラインでのセール品の価格で日本での販売価格とほぼ同じくらいです。

※ ゾゾタウンは本来プラットフォームのため比較対象としては微妙ですが、日本のアパレルEコマースの代表として、また、ユナイテッドアローズのEC化率は売上全体の11%となっており (恐らくある程度の売上規模があるアパレル小売としては最高値)、Eコマースに力を入れている日本のアパレル小売として、比較対象としました。

 

 

台湾アパレルEコマースEC事例Lativ東京著衣2

 

東京著衣

  • 東京著衣 (東京着衣) 2011年売上は 10億台湾ドル (約28億円)、2010年売上は 6.5億台湾ドル (約18億円)、2009年売上は 3.2億台湾ドル (約9億円)と順調に推移、ともに1台湾ドル = 2.75円にて円換算。
  • 2011年には台湾の店頭市場に3〜5年内の上場計画を申請した。
  • 利益率は約3 〜 5%。 [Source不明のため参考値]
  • 2004年にYahoo! 奇摩 拍賣 (ヤフーオークション) から個人でスタートし、現在は、Yahoo! 超級商城 (ヤフーショッピング)、台湾楽天、7net、PChome、自社Eコマースで幅広く展開。
  • 台湾の士林夜市や忠孝東路など集客の見込める場所に実店舗も展開している。
  • 売上規模で比較すると、ゾゾタウン (ZOZOTOWN) の約11分の1、ユナイテッドアローズのEコマースの約4分の1。

 

 

出典 :
WIS資料、中天新聞台、工商時報、
株式会社スタートトゥデイ決算資料、
株式会社ユナイテッドアローズ決算資料

 

 

台湾 EC 関連記事

アジア市場向けECサイト構築・運用コンサルティング

台湾ECモール収入比較 – Yahoo!とPChomeで全体の5割弱

ファッションEC「 lativ 」から台湾ECでの価格設定を考える

「越境EC」をテーマとした講演資料を公開します

台湾アパレル・ファッションEC市場規模に関する図

台湾ファッションEC市場は数百億台湾ドル市場

台湾EC市場の7割はYahoo!とPChomeで占めている

2012年も台湾EC市場規模は二桁成長を維持

台湾EC市場の現状 – 大手企業がECを行なっていない理由とは

台湾から中国大陸EC市場への参入について

台湾EC市場で求められる決済方法とは

ファッションECにおける台湾ユーザーの購買行動

楽天台湾、成長の鍵を握る3つの分野とは

台湾の大手アパレル・ファッションEC 68選

台湾ECの市場規模・平均購買単価 – 市場の伸びは20%を維持

台湾ECに関するデータ – 市場規模・利用ユーザーなど

台湾市場へのEC進出について – 決済手段多様化の重要性