2014年アジアのインターネット広告市場は30%上昇

eMarketerによると、2014年のアジア・パシフィック地域におけるインターネット広告市場規模は30.3%上昇し、465億9,000万USドルになると見込まれている。2012年から同地域はイ…

 

eMarketerによると、2014年のアジア・パシフィック地域におけるインターネット広告市場規模は30.3%上昇し、465億9,000万USドルになると見込まれている。

2012年から同地域はインターネット広告市場規模において、北米地域に次いで2番目に大きいシェアを誇っている。この傾向は2016年まで続き、2017年にはアジア・パシフィック地域はシェア36.9%と北米地域の35.7%を上回ると予想されている。

2014年世界B2C EC市場規模は150兆円 アジアが最大規模」にて、2014年にはB2C EC市場規模でアジア・パシフィック地域が北米地域を上回るだろうと予想しているが、その3年後にインターネット広告市場でも同じことが起きるようだ。

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アジア・パシフィック地域に絞って見ていくと、2014年には中国のシェアが50.9%と同地域の市場規模の半分以上を占め、次いで、日本 (19.5%) 、オーストラリア (9.7%) と続いている。

同地域においてインターネット広告市場規模が最も伸びているのがインドネシアで、2014年で98.0%と急成長しており、この傾向は以降も続いていくと予想されている。

インドネシアではオフライン広告への支出がまだまだ盛んだが、インターネットユーザーやスマートフォン利用者の数が急成長しているだけに、インターネットへの広告費シフトが起きると考えられている。

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出典 : APAC Digital Ad Spending to Jump Over 30% This Year – eMarketer | December 11, 2014

 

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ

「東南アジアEC市場拡大の鍵を握るスマートフォンユーザー」にて引用したデータなど、いくつかモバイルシフトを裏付けるグラフを紹介したいと思います。comScoreによる米国ユーザーの動向をまとめた3つのグラフです。 …

 

東南アジアEC市場拡大の鍵を握るスマートフォンユーザー」にて引用したデータなど、いくつかモバイルシフトを裏付けるグラフを紹介していきたい。

 

米国 / アメリカ

comScoreによる米国ユーザーの動向をまとめた3つのグラフ。2010年12月から2013年12月までの3年間で、インターネット利用に費やす時間が83%も増え、その伸びのほとんどがスマートフォンからのインターネット利用だった。消費時間も2013年12月時点でスマートフォンはデスクトップを超えている。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 1

2014年1月には、インターネット利用に費やした時間の46.6%はモバイルアプリでの利用で、45.1%のデスクトップからの利用を越えた。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 2

以下各サービスでのモバイルオンリーユーザー比率はすべて右肩上がり。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 3

出典 :
新たなインターネット・アクセスを生み出すのは Post-PC だけ? それを示す1枚のチャート – Agile Cat – in the cloud
モバイル端末からしか接触しないネットユーザーが急増 – BLOGOS

 

日本

Nielsenによる日本ユーザーの動向をまとめたグラフ。楽天市場は2013年12月時点で既にスマートフォンからの利用者数がPCを上回っており、2014年2月にはアマゾン/Amazonもスマートフォンからの利用者数がPCを上回った。トレンドはスマートフォンの方が上昇傾向のため、今後PCとの差が広がっていく可能性の方が高い。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 4

オンラインモールでまとめてみると、2014年2月でPCとスマートフォンからの利用者数はほぼ同じ。傾向としては同じくスマートフォンの方が伸びているため、3月以降は逆転している可能性が高い。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 5

出典 :
スマホへのシフトが鮮明に–ニールセンのインターネット利用調査 – ZDNet Japan
AmazonやYouTubeで、スマホからの利用者数がPCを上回る – Appllio

 

中国

Alibabaによる中国モバイルコマースに関するデータ。中国では携帯電話契約者が10億人に達し、既にモバイルからインターネットにアクセスするユーザー数がPCからアクセスするユーザー数を超えている。中国のモバイルコマース市場規模は今年2014年には日本や米国を超え世界一になるだろう。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 6

出典 :
中国モバイルコマースの市場規模は2014年に271億米ドルに達し、アメリカの規模を上回る見込み (インフォグラフィック) – THE BRIDGE

 

アプリ vs モバイルウェブ

Flurryが全世界13億台のデバイスから集めたデータなどによると、スマートフォンでのアプリ利用によるインターネットアクセスは依然成長が続いており、対照的にスマートフォンのウェブ利用は減少傾向にある。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 7

スマートフォン (iOS & Android) 利用による消費時間を比率にすると86%がアプリ利用になり、32%がゲームアプリ、17%がFacebookアプリとほぼ半分がこれら2つのカテゴリで費やされていることになる。

ゲームカテゴリを外しても8割り近く (ゲームを外したAPPS (54=86-32) / ゲームを外した全体 (68=100-32)) がまだアプリ利用での時間消費のため、アプリ重視の傾向は今後も続くのではないか。

世界的なモバイルシフトを裏付けるデータ 8

出典 :
モバイルは2014年もアプリ利用が増えてWebは減少, 広告ではGoogleの一人勝ち – TechCrunch Japan

 

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2014年世界モバイル広告市場は大幅上昇 – 流れはFacebookに

eMarketerの試算によると、2013年に105.0%と2倍以上増加した全世界のモバイル広告市場は、2014年も引き続き75.1%と高い伸び率を記録し約315億ドルとなると予想されています。これは2014年の …

 

eMarketerの試算によると、2013年に105.0%と2倍以上増加した全世界のモバイル広告市場は、2014年も引き続き75.1%と高い伸び率を維持し約315億ドルとなると予想されています。これは2014年の全インターネット広告市場の1/4ほどになります。

2014年世界モバイル広告市場は大幅上昇 - 流れはFacebookに 1

以下のグラフは、「世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook」にある2013年6月のeMarketerの予想です。

世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 1

そして、以下のグラフは、上記から9ヶ月後の2014年3月の同社予想になります。

2014年世界モバイル広告市場は大幅上昇 - 流れはFacebookに 2

9ヶ月経った後の違いとしては、2013年予想でGoogleのシェアが55.97%から49.3%と7ポイントほど減少し、Facebookが12.90%から17.5%と4.5%シェアが増加しています。

次に、2014年予想の前年比をみると、Googleはシェアをさらに前年比2.5%落とし、Facebookは約4%上げています。

GoogleとFacebook以外のシェアは引き続き1桁前半であることを考えると、現状の見方として、流れは完全にFacebookへと移っているといえるでしょう。2011年にはゼロだったFacebookのモバイル広告のシェアが3年で2割を超えると予想されることは驚くべきことです。

未だGoogleが市場の半分近くを独占している状況ですが、3年後にはシェアが大きく変わっているかもしれません。

 

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出典 :  Driven by Facebook and Google, Mobile Ad Market Soars 105% in 2013 – eMarketer

 

2014年世界B2C EC市場規模は150兆円 アジアが最大規模

eMarketerの予測によると、2014年の全世界のB2C EC市場規模は前年比20.1%増の1兆5,050億USドル、日本円で約150兆円に達する (小売り以外のサービスの売上も含む) 。成…

 

eMarketerの予測によると、2014年の全世界のB2C EC市場規模は前年比20.1%増の1兆5,050億USドル、日本円で約150兆円に達する (小売り以外のサービスの売上も含む) 。

成長の要因としては、エマージング市場でのモバイルユーザーやモバイルコマース市場の伸び、配送物流と決済選択肢の進展、メジャーブランドの海外市場への展開が挙げられる。

2014年は初めてアジア・パシフィック地域がEC市場規模5,252億USドルと北米の4,826億USドルを上回り、地域別で最大規模となると予想されている。

2014年全世界B2C EC市場規模が150兆円に - アジア圏が最大規模 1

 

本記事は一年前の同eMarketerによる調査結果「今年2013年にはアジアがEC市場規模で最大の地域となる」の更新となるが、2013年にはアジア・パシフィック地域は北米地域を抜くことができなかったようで、世界最大規模の地域となるのは今年2014年に持ち越されたようだ。

2014年全世界B2C EC市場規模が150兆円に - アジア圏が最大規模 2

 

国別のEC市場規模をみると、アジアの大半は中国がおさえており、2017年までに市場の約3/4を占めると予想されている。2016年には米国を上回り中国が国別で最大規模となるだろう。

中国以外にもインドやインドネシアの市場規模の成長は著しく、アジアの圧倒的な市場規模拡大を牽引しているのがわかる。

日本は2013年にマイナス成長になっておりその後も大きな成長は無い。米国は既に大きな市場規模であるにも関わらず安定して二桁成長を続けると予想されている。

2014年全世界B2C EC市場規模が150兆円に - アジア圏が最大規模 3

 

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出典 : Global B2C Ecommerce Sales to Hit $1.5 Trillion This Year Driven by Growth in Emerging Markets – eMarketer | February 3, 2014

 

世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook

モバイル広告市場でFacebookがシェアを伸ばすも、不動の王者はGoogle、2012年の全世界モバイル広告市場シェアの52%をGoogleは占めており、2013年にはさらにシェアが伸び56%ほどに達する見込み …

 

モバイル広告市場でFacebookがシェアを伸ばすも、不動の王者はGoogle

  • Googleは、2012年の全世界モバイル広告市場シェアの52%を占めており、2013年にはさらに伸び56%ほどに達する見込み
  • 2011年にはゼロだったFacebookのモバイル広告市場シェアは、2012年にはいきなり2位となり、2013年には売上が前年比333%増加して、約13%のシェアを獲得すると予想されている
  • 2013年のシェア予想では、前年比でGoogleは約3.6ポイント、Facebookは約7.5ポイントの増加とFacebookのシェア拡大が目立つが、売上金額で比較すると、Googleが約42億ドル、Facebookが約16億ドルの増加とGoogleが圧倒的に強い

全世界モバイル広告市場シェア 2011 – 2013
世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 1

全世界モバイル広告市場規模 2011 – 2013
世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 2

 

インターネット広告市場でも依然Googleの強さが目立つ

  • Googleは全インターネット広告市場のおよそ1/3のシェアを占めている。
  • Googleは、2012年にFacebookやMicrosoftなどの影響で若干ポイントを落としているが、2013年にはシェアは回復する見込み、このシェア拡大予想にモバイル広告売上の増加が大きく寄与している
  • インターネット広告市場シェアでもFacebookは2位につけており、2013年にはシェア5%ほどに達する見込み
  • 2011年から2013年でシェア上昇傾向にあるのが、Google、Facebook、Microsoft、IAC、Amazon、Pandora、Twitter、Linkedin、Millennial Media、下降傾向にあるのが、Yahoo!、AOL
  • 2013年にインターネット広告売上を一番伸ばすと予想されているのは Twitter、次いで、Millennial Media、Pandora、Linkedinなど

全世界インターネット広告市場シェア 2011 – 2013
世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 3

全世界インターネット広告市場規模 2011 – 2013
世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 4

全世界インターネット広告売上伸び率 2012 – 2013
世界モバイル広告市場シェア過半を占めるGoogle、2位はFacebook 5

 

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出典 :  Google Takes Home Half of Worldwide Mobile Internet Ad Revenues – eMarketer