全世界 小売り市場規模・Eコマース市場規模・EC化率

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eMarketerの推計によると、2014年の実店舗及びインターネットでの購買を含む全世界の小売り市場規模は、前年比6.1%増の22兆4,920億USドルに達する。世界の小売り市場規模は向こう数年間は安定した成長を見せ、2018年には前年比5.5%増の28兆3,000億USドルとなると予想されている。

183292[全世界 小売り市場規模 2013-2018 Trillion USD]

 

2014年の全世界の小売りEC市場規模 (物販に限定した狭義のEC市場規模) は小売り市場全体の5.9%を占め、1兆3,160億USドルに達するだろう。2018年までにこのシェアは8.8%まで増加し、小売りEC市場規模は2兆5,000億USドルほどとなると予想されている。

183293[全世界 小売りEC市場規模 2013-2018]

 

国別の内訳を見ると、中国とアメリカの2カ国で2014年の小売りEC市場市場規模の半数以上を占め、世界のEC市場を牽引している。この先5年間の中国の成長は、他との差をさらに広げ、2018年までに中国の小売りEC市場規模は1兆USドルを超えて全世界の40%以上を占めるまでになる。

2018年時点で米国は約5,000億USドル規模の世界第2位を維持し、イギリスはその約4分の1の規模で大きく離されながらも第3位、日本は第4位に続くと予想されている。

183295[国別 小売りEC市場規模・伸び率 Top10]

 

次に、小売り市場全体におけるEC化率を見ると、世界第2位の米国は意外と伸び悩んでいる。これは、高度に発展した実店舗販売の強さと米国消費者の店舗での購入に対する欲求の高さを示しているだろう。

米国人口の約63%が2014年にインターネットで商品を購入するが、小売り市場全体のうちわずか6.5%を占めるに過ぎず、2018年でも8.9%に増加するだけと予想されている。

世界第1位の中国と第3位の英国に関しては、米国と比較してはるかに高いEC化率で推移すると予想されている。中国では、年間を通じて最低一回はインターネットで商品を購入した消費者は2014年で僅かに人口の27.5%だが、小売り市場全体の10%以上のEC化率となっており、中国でオンラインで購入している消費者は相当頻繁に購入していると言える。

一方、英国では、2014年で人口の73%以上がインターネットで商品を購入しており、EC化率は13%で世界で最も進んだ国である。英国の小売り市場規模は世界第8位だが、その高いEC化率が小売りEC市場規模を3位まで押し上げている要因となっている。

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出典 : Retail Sales Worldwide Will Top $22 Trillion This Year – eMarketer | December 23, 2014

 

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