Google台湾の台頭とYahoo!を推す現地代理店の事情

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台湾でのSEO-Googleの台頭とYahoo!を推す代理店の事情 1

以前「台湾でのSEOはBing対策から始める」において、

台湾に向けてEコマースを始める場合、特にEコマースに親和性のある女性を対象 (「台湾ECに関するデータ – 市場規模・利用ユーザーなど」を参照) とした商品であれば、ショッピングモールやオークションで圧倒的に強いYahoo! (Bing) でのSEOは必須です。

と書きました。

確かに Yahoo! はトラフィックのシェアで見ても強いのは事実なのですが、台湾でのグループインタビュー (20代 女性) などから得た知見としては、彼女らの中では Google が検索エンジンとして標準だということでした。理由としては、検索速度が早いということと、ブラウザとしてChrome (クローム) を使うようになったから、という2点です。

もちろん、ショッピングやオークション、ニュースについては、Yahoo! を引き続き利用しているため、Yahoo! 自体のコンテンツが使われなくなったという訳ではありません。ただ、検索については、特に若い世代、インターネットリテラシーの高いユーザーから Google に移行してきているのは確実と言えます。「台湾のインターネットトラフィックは2社による寡占状態」にもある通り、Google は、PV・滞在時間のシェアは1割程度と低いものの、リーチは率としては非常に高いため、PV数が少なく滞在時間の短い検索の利用がGoogle に移って来ているとしてもおかしくはありません。

しかし、例えば、「台湾 SEO」、「台湾 リスティング広告」で日本語で検索しても、多くのSEO・リスティング広告の代理店が Yahoo! でのSEO、リスティング広告を第一に薦めています。これは、ただ単に古い情報がそのまま載っているだけなのでしょうか。実際に台湾現地にあるいくつかのSEO・リスティング広告の代理店と話をしても、ほぼ同じこと (台湾ではYahoo! が強く、先ずはYahoo! のリスティング広告を始めましょう) を聞きます。

理由の一つとしては、台湾の商習慣があります (中国も同様かもしれませんが)。Yahoo! の場合、クライアントのアカウント開設後、恒久的にメディアから代理店へのバックマージンがあります。この制度自体全く悪くはないのですが、結果として、現状を見誤る可能性があるため気を付けた方が良いでしょう。

 

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