国内通信販売・EC市場規模
2012年 : 7兆973億円
2013年 (見込み) : 7兆6,488億円
増加率 : 107.8%
- スマートフォンの普及拡大により、モバイル通販市場が大幅に伸長
- 小売拠点型通販はネットスーパーの利用増加により二桁成長が続くと見られる
- 2004年まで市場の50%を占めていたカタログ通販は、参入企業のインターネット・モバイル通販へのシフトが進み、2012年には構成比22%に縮小した
- 商品カテゴリとしては、食品・産直品とアパレルが好調、洗剤・トイレタリー用品を中心とした生活雑貨も拡大を続けている、書籍・ソフトの店舗販売からの需要シフトが進んでいる
- 「2012年日本のEC市場規模は9.5兆円、依然二桁成長を維持」にある経済産業省による市場規模との定義の差は、物販・小売に絞っているかどうかと、インターネット・モバイル以外の通販を入れているかどうか
※ 市場定義 : 「カタログ通販、テレビ通販、小売拠点型通販、インターネット通販、モバイル (フィーチャーフォン・スマートフォン) 通販、ラジオ通販を含む
アパレル通信販売・EC市場規模
2012年 : 1兆5,345億円
2013年 (見込み) : 1兆7,001億円
増加率 : 110.8%
- 2012年から2012年にかけて、ECモール事業者がアパレル強化に努めていることもあり、市場規模は二桁成長を続けている
- スマートフォンの普及拡大に伴い、特にファッションECやアパレルメーカーは通販サイトのスマートフォン最適化を進めている
- アパレル以外のファッション雑貨、インナーや装飾品、靴などの通販も一般化することで市場全体を底上げすると期待される
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出典 : アパレル通販市場、10.8%増で1兆7,001億円へ拡大見込み – 富士経済調査
調査期間 : 2013年9~11月
調査方法 : 富士経済専門調査員による業界関連企業、団体へのヒアリング調査と一部文献調査