マレーシアのモバイル事情を知るための12の事実

1. モバイル普及率が世界平均はもちろんインドネシアや米国を上回っている UBSによると(元データは「東南アジアEC市場に関する20の真実」を参照)、2012年のマレーシアのモバイル普及率(携帯…

 

1. モバイル普及率が世界平均はもちろんインドネシアや米国を上回っている
12 facts you might not know about mobile in Malaysia 1

UBSによると (元データは「東南アジアEC市場に関する20の真実」を参照) 、2012年のマレーシアのモバイル普及率 (携帯電話普及率と同義か?) はシンガポール、ベトナム、カンボジアに次いで東南アジアで4位。人口が比較的少ない分、比率として高く見えるのかもしれないが、既に誰もが持っている日常品にはなっている。

 

2. 携帯電話利用者の77%はプリペイド契約
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ポストペイドは上記以外の23%、3G回線普及率は43% (2014年1月)。東南アジアはプリペイドが主流とはいえ、GDPが比較的高いマレーシアにおいて8割近くがプリペイドというのは少し驚く。また、3G回線の体感速度は日本よりも遅いと感じる。

 

3. スマートフォン利用者が全携帯電話利用者の過半数
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スマートフォン普及率が2014年Q1で51%となり、マレーシア成人の2人に1人がスマートフォン利用者となった。「アジアにおけるモバイル(スマートフォン)コマースの実情」にある同Googleのデータでは、2013年は35%だったため大きく伸びている。

iPhoneは高級品なもののアンドロイド端末は数千円で購入できるので、よりソーシャルメディアが使いやすいスマートフォンへの移行が進んでいる。

 

4. スマートフォン利用者の42%が端末からの購入を経験している
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おそらく物販だけではなく、旅行関連やタクシー配車アプリなどのサービスやチケット購入も含んでいると思われる。

 

5. スマートフォンは情報収集の過程で最も利用されている
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情報収集の初期段階からスマートフォンを使う率は41%、途中から使い始める率は77%、商品購入直前の情報収集で使う率が16%。

 

6. スマートフォン利用者の74%がモバイル端末でゲームをしている
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人気のカジュアルゲームは、Line Pop、Line Play、Line Rangers、ディズニーツムツムなどで、FacebookやLineなどのソーシャルメディア・メッセンジャーとも相まってゲームは爆発的に広がっている。

 

7. モバイルオンリーユーザーはインターネット利用者の35%
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これもマレーシアに限らず東南アジアでよくある傾向だが、所謂「モバイルオンリー」ユーザーの割合が多い。一部の人を除いて比較的高価なPCが無くてもスマートフォンがあればやりたいことがすべて出来てしまうため、この傾向は更に進むだろう。

マレーシアのモバイルコマース事情」において、2013年にはモバイルインターネットの割合は低いと見られているが、状況は大分変わってきているようだ。

 

8. スマートフォンを一番利用する場所は自宅、職場や移動中よりも多い
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スマートフォン利用者の96%が、よくスマートフォンを利用する場所として自宅 (96%) と回答、職場 (83%) や移動中 (72%) を上回った。上記モバイルオンリーユーザーの割合の多さにも関連するが、家ではPC、外出先ではスマートフォンという分け方ではなく、どこでもスマートフォンという、モバイルファーストが実践されている。

 

9. スマートフォンを利用しながら音楽を聴くことが一番多い
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スマートフォンが一番利用されている場所が自宅であることからか、一緒にする行動としては、音楽を聴くこと (57%) が最も多く、次いでインターネット (56%)、テレビ視聴 (43%) と続く。

 

10. マレーシア人口の44%、1,300万人がモバイル端末からソーシャルメディアを積極的に活用している
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他の東南アジア各国と同様、マレーシアでもソーシャルメディアとモバイルの相性は良い。

 

11. Facebookはモバイル端末経由で利用している
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Facebookに毎日アクセスするマレーシア人は約1,000万人おり、そのうち870万人ほどがモバイル端末経由。また、毎月Facebookにアクセスする人は約1,500万人おり、そのうち1,400万人ほどがモバイル端末経由である。

 

12. Lineユーザーは1,000万人以上
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2014年4月時点でマレーシアでのLineユーザーが1,000万人に達した。Lineは同国で、WhatsApp, WeChatとともに三大モバイルメッセージングアプリとしての地位を確立しつつある。

 

>> マレーシア に関連する他の記事

 

出典 : 12 facts you might not know about mobile in Malaysia – eCommerceMILO | September 3, 2014

 

米国 EC モバイル 統計データ

【米国 EC市場規模 [小売り]】米国小売りEコマース市場のカテゴリ別売上・成長率 2014年米国小売EC市場規模・伸び率・EC化率・モバイル 2016年予想 : 3,925億USドル 前年比1…

 

【 米国 EC市場規模 [小売り] 】
米国小売りEコマース市場のカテゴリ別売上・成長率
22014年米国物販EC市場規模 伸び率 EC化率 モバイル率

2016年予想 : 3,925億USドル  前年比 13.0%増 (eMarketer, April 2014)

2015年予想 : 3,473億USドル  前年比 14.2%増 (eMarketer, April 2014)

2014年予想 : 3,041億USドル  前年比 15.5%増 (eMarketer, April 2014)

2013年実績 : 2,633億USドル  前年比 16.9%増 (eMarketer, April 2014)

 

【 米国 EC化率 [小売り] 】
2014年米国物販EC市場規模 伸び率 EC化率 モバイル率

2016年予想 : 7.6%

2015年予想 : 7.0%

2014年予想 : 6.4%

2013年実績 : 5.8%

 

【 米国 モバイル EC市場規模 [小売り] 】
2014年米国物販EC市場規模 伸び率 EC化率 モバイル率

2016年予想 : 981億2,000万USドル  前年比 28.4%増 (eMarketer, April 2014)

2015年予想 : 764億1,000万USドル  前年比 32.2%増 (eMarketer, April 2014)

2014年予想 : 577億9,000万USドル  前年比 37.2%増 (eMarketer, April 2014)

2013年実績 : 421億3,000万USドル  前年比 70.0%増 (eMarketer, April 2014)

 

【 米国 小売り市場規模 】
2014年米国物販EC市場規模 伸び率 EC化率 モバイル率

2016年予想 : 5兆1,330億USドル  前年比 4.0%増  (eMarketer, April 2014)

2015年予想 : 4兆9,360億USドル  前年比 4.3%増  (eMarketer, April 2014)

2014年予想 : 4兆7,320億USドル  前年比 4.4%増  (eMarketer, April 2014)

2013年実績 : 4兆5,330億USドル  前年比 4.2%増 (eMarketer, April 2014)

 

参考資料 :

【 全世界 EC市場規模 [BtoC全体] 】
2014年世界B2C EC市場規模は150兆円 アジアが最大規模

2016年予想 : 2兆530億USドル  前年比 15.9%増 (eMarketer, January 2014)

2015年予想 : 1兆7,710億USドル  前年比 17.7%増 (eMarketer, January 2014)

2014年予想 : 1兆5,050億USドル  前年比 20.2%増  (eMarketer, January 2014)

2013年実績 : 1兆2,510億USドル  前年比 18.3%増  (eMarketer, January 2014)

 

iOS・Androidモバイルデバイス別ECサイトアクセス比率

上記グラフはCriteoが発表した、2015年第2四半期における日本、英国、ドイツ、米国、スペイン、フランス、ロシア、ブラジルでのショッピングを目的としたアクセス数 (E-Commerce Tr…

 

Share Of Country's E-Commerce Transactions From Mobile, By Device[各国 モバイルデバイス別EC取引シェア 2015 Q2]

上記グラフはCriteoが発表した、2015年第2四半期における日本、英国、ドイツ、米国、スペイン、フランス、ロシア、ブラジルでのショッピングを目的としたアクセス数 (E-Commerce Transactions) のモバイルデバイス別のシェア。

国によって状況は違うものの、モバイルコマースに関しては、全体的にiOSデバイスの方がアンドロイド Android よりもポピュラーだといえる。

日本では、ECサイトへの全アクセス数の28%がiOSデバイス (iPhone & iPad)、19%がアンドロイド スマートフォンとタブレット経由となっている。

英国では、iOSが35%でアンドロイドはわずか10%、米国でもiOSが23%でアンドロイドが8%と、日本と同じくiPhoneやiPadの比率が高い。

ドイツでは、iOSが17%でアンドロイドが15%と拮抗しており、スペインでもiOSが14%でアンドロイドが15%と似たような状況となっている。

日本と英国に関しては、E-Commerce Transactionsの半分近くがモバイルデバイス経由であり、既にモバイルコマース先進国といえる。

ただし、モバイルコマース市場規模で比べた場合、未だモバイル比率が31%の米国の潜在市場は極めて有望であるといえる (参照 : 米国モバイルコマース市場規模とOS別平均オーダー単価)。

 

出典 : Here’s the mobile platform dominating global e-commerce – Business Insider | June 26, 2015

 

モバイルアプリで急成長のショッピング、利用時間帯は

Flurry Analyticsによると、2014年のモバイルアプリ利用 (セッション) は前年比76%増加しており、特に、Lifestyle&Shopping、Utilities&Produc…

 

Flurry Analyticsによると、2014年のモバイルアプリ利用 (セッション) は前年比76%増加しており、特に、Lifestyle&Shopping、Utilities&Productivity、Messaging Social のカテゴリでは前年比100% (2倍) 以上セッションを増加させている。

ゲームアプリ、メッセンジャーアプリと来て、2014年はショッピングアプリが急成長している。ショッピングアプリ (iOSの場合はLifestyleカテゴリ) のセッションは前年比174%伸びており、Android のみで見てみるとショッピングカテゴリは220%と急増している。

Shopping-Productivity-and-Messaging-Give-Mobile-Another-Stunning-Growth-Year-1

 

米国でのショッピングアプリの利用動向 (対象はアンドロイドアプリのみ、2014年2月) を分析した結果、通勤時間のAM9時、ランチタイムのPM12時、そして、家に戻って落ち着いていたPM8時の3つの時間帯でアプリを長い時間利用していることが分かった。

Shopping-Productivity-and-Messaging-Give-Mobile-Another-Stunning-Growth-Year-2

 

出典 : Shopping, Productivity and Messaging Give Mobile Another Stunning Growth Year – Flurry Insights Blog | January 6, 2015

 

米国モバイルコマース市場規模とOS別平均オーダー単価

2014年第3四半期の全サイト訪問数の43%、EC全売上の1/4がスマートフォンとタブレット経由だった。スマートフォンからのトラフィックは前年比で62%、売上は141%成長している。スマートフォ…

 

スマートフォンからの売上シェアはタブレットのそれを2015年中頃には超えるだろう。その後もスマートフォンコマース市場規模は堅調に推移し、2018年には348億ドル (約3兆4,800億円) に達すると予想されている。

178714[米国 小売りスマートフォンコマース市場規模 2013-2018 Billion USD]

 

2014年第3四半期の全サイト訪問数の43%、EC全売上の1/4がスマートフォンとタブレット経由だった。スマートフォンからのトラフィックは前年比で62%、売上は141%成長している。

2014年第1四半期のスマートフォン各OS別の平均オーダー単価は、Windows $100.91、Android $111.70、iPhone $117.76 とiOSデバイスからのオーダー単価が比較的高い結果となっている。

175594[米国 デバイス別 EC 平均オーダー単価 2013年Q1〜2014年 Q1]

 

出典 : Not All Mcommerce Is Created Equal – eMarketer | November 11, 2014