定点観測をしているアジア10ヶ国のFacebook会員数の推移について更新しました。以下の表は、各国の人口 (世界銀行より) とFacebook会員数 (Facebookより) を比較した表です。
前回からの数値取得方法の変化としては、人口の取得をジェトロから世界銀行にしました。理由はジェトロにある人口の年数 (2010 〜 2013年) にばらつきが出てきたためです。Facebook会員数は、引き続きFacebookのウェブサイトで確認できる各国の広告配信可能数 (Audience) から数値を取得しています。
インドネシア、フィリピン
Facebook会員数の増加率は微増ですが、引き続き堅調に推移しています。
タイ
人口に対するFacebook会員数の比率が35%ほどで増加が止まりました。定点観測をしている人口5,000万人以上の国で比率が50%を超えるケースがまだ無いため、ここで止まってしまうのかまだ伸びるのか気になるところです。
日本
前回から人口に対するFacebook会員数の比率に変化がありません。人口が多いためか調査した10カ国の中では最低の浸透率です。
ベトナム
Facebook会員数の増加率が下がってきているものの、前回同様、定点観測している国の中では増加率が一番高い国です。タイと同様に35%あたりで止まるのか、まだまだ伸びるのか、アジアでは一番Facebookが盛り上がっているだろう国です。
韓国
微増ではありますがFacebook会員数の増加率は止まっていません。
マレーシア、台湾、香港、シンガポール
人口に対するFacebook会員数比率が5割を超えると、ほぼ横這いもしくは微減する可能性がありますが、確実にFacebookが浸透している国々になります。
>> 統計データ に関連する他の記事
>> Facebook に関連する他の記事
出典 : 世界銀行、Facebook Ads Manager