SEOに関してEC (Eコマース) 事業者が気をつけるべき7つのこと

アクセス解析のツールKISSmetricsのブログより、EC (Eコマース) 事業者がSEOに関して気をつけるべきことが書かれていますので紹介します。 1. 商品説明テキストの量が足りなくない …

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アクセス解析のツールKISSmetricsのブログより、EC (Eコマース) 事業者がSEOに関して気をつけるべきことが書かれていますので紹介します。

 

outline  1. 商品説明テキストの量が足りなくないか

Lack of Product Description

ファッションECでありがちなケースです。説明テキストが少ないと、それほどの検索クエリ数の無い検索キーワードでも1ページ目に表示されず、比較的ひろいやすいロングテールのキーワードからの流入分が機会損失となります。

例えば、以下の画像にあるブーツの販売ページですが、確かに商品を買いたいユーザーには画像が一番訴求力があるのですが、説明テキストが無いとそもそも販売ページへの流入ユーザーが減ってしまいます。

テキストはユニークでかつターゲットユーザーが検索するであろうキーワードをある程度入れておく必要があります。ただし、あまり検索キーワードを数多く入れ過ぎると、検索エンジンから見てペナルティが課せられ評価が下がるので注意が必要です。

SEOに関してEC (Eコマース) 事業者が気をつけるべき7つのこと 1

 

outline  2. メーカーの商品説明テキストをそのまま使っていないか

Using Product Descriptions from Manufacturers

同じコンテンツがインターネット上にあると、検索エンジンがそれをコピーとみなしてペナルティが課せられる可能性が高くなります。ほとんどの場合、オリジナルのメーカーのページの方が評価が高く、自社サイトの方がコピーと見なされてしまうでしょう。

商品説明テキストとしては、メーカーのテキストをそのまま使うのではなく、常にユニークなコンテンツにする努力が必要です。もし、既に多くの商品ページでコピーテキストを使っていて一つ一つの修正がすぐには難しい場合、それらのページを検索エンジンのクロール対象外とすることでペナルティを回避できます。

 

outline  3. 商品レビューが足りなくないか

Lack of Product Reviews

ユーザーの7割は購入前に商品に関するレビューを探していると言われます。これは、もしそのサイトにレビューが無い場合、多くのユーザーの買う気を削いでしまうことを表します。

レビューをユーザーに書いてもらうことで、ユニークコンテンツを増やすこともできます。通常あまりアップデートできない商品ページのコンテンツが定期的に更新されますし、検索エンジンがそのページを “生きてる” と認識します。

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outline  4. より多く検索されるキーワードを意識してページが最適化されているか

Not Optimizing Product Pages Based on The Search Demand

ページのタイトルを付ける際や商品説明テキストを書く際、ユーザーがより多く検索するキーワードを知り、それらのキーワードに最適化したページをつくる必要があります。

キーワードは、ブランドネームやモデル番号とともにH1タグ・タイトルタグに入れて表示することや、画像のAltテキストに入れることを忘れてはいけません。

ちなみに、どのキーワードがより多く検索されているのかを知る一つの方法として、Google AdWordsから提供されているキーワードツールを使うことが一般的です。

 

outline  5. タイトルテキストがユニークか

Non-Unique Titles

タイトルテキストの重複は、大きな規模のECにとっては、わかっていても陥ってしまう、気を付けるべき点です。同じブランドの似通った商品などどうしてもタイトルテキストが同じになるケースが出てくるかもしれませんが、例えば、「ブランド名-モデル名-アイテムタイプ」など、何かしら法則をつくるなどしてタイトルテキストのユニークさを維持するようにしましょう。

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outline  6. スピーキングURLが設定されているか

Lack of “Speaking” urls

スピーキングURLとは何でしょうか?例として、http://www.readanybook.com/ebook/harry-potter-and-the-prisoner-of-azkaban-65. など、検索エンジンフレンドリーなURLのことを指します。URLにコンテンツと関連性の高いキーワードを入れることによって、検索エンジンがより強調したいキーワードを理解してくれます。

また、他ドメインからリンクされる際、URLがそのままアンカーテキストとして扱われると、その中にあるキーワードを検索エンジンにアピールすることができます。

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outline  7. コンテンツの重複がないか

A Lot of Duplicate Content

「2. メーカーの商品説明テキストをそのまま使っていないか」は外部のページとのコンテンツ重複についてですが、ここでは、内部のページ同士のコンテンツ重複を避けることを薦めています。どのような理由であれ、コンテンツが重複したページを持つことは避けた方が良いです。

重複コンテンツを減らす方法ですが、robots.txtを使って、任意の場所 (一部のカテゴリ、アーカイブ、タグで括られたページ群) を検索エンジンからブロックすることでインデックスされることを防ぎ、ペナルティを受けないようにすることができます。

また、Canonicalタグを使いいくつかの類似ページをまとめて、インデックスさせたいページのみを強調することも一つの方法です。

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出典 :  7 Critical SEO Errors of E-commerce Websites – KISSmetrics