We Are Social Singapore によるアジア統計データの2nd Edition (2012年10月) が発表されました。
アジア地域のインターネットユーザー数は約10億人で、今や全世界のインターネットユーザーの45%はアジアに住んでいます。アジア地域は、全人口のうち半分以上が30才以下と比較的若く、57%が都市部以外に住んでおり、また、現時点でのインターネット普及率は全体で27%、SNSの普及率も21%とまだまだ今後インターネットユーザーが増加する伸びしろが多分にあります。
ただ、モバイル端末の普及率が82%というのは特徴的で、一人複数台を保有していることを加味しても非常に高い数字ではないでしょうか。
アジア インターネット 人口
アジア地域のインターネット人口の約半数の約5億4,000万人が中国人とかなり偏りがあります。今後、インドやインドネシア、フィリピンといった人口は多いがインターネット普及率の低い国の普及率が上がると中国の比率も下がるでしょう。
現時点で、インターネットユーザーが1,000万人以上いるアジアの国は、中国、インド、日本、インドネシア、韓国、フィリピン、ベトナム、パキスタン、タイ、マレーシア、台湾の11カ国になります。
アジア インターネット 普及率
韓国、日本、台湾、香港といった東アジアの国々が比較的インターネット普及率が高いようです。
東南アジアや西アジアなどをみると、マレーシア、シンガポールの例外はありますが、インド、インドネシア、フィリピンなど普及率がまだ低く人口の比較的多い国々があり、今後各国のGDPの伸びも見つつ、期待できる市場になるのではないかと思います。
出典 : We Are Social’s Guide to Social, Digital and Mobile in Asia (2nd Edition, Oct 2012)
アジア 市場
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