eMarketerの予測によると、全世界のスマートフォン利用者数は2016年には20億人を超えるという。
2015年のスマートフォン利用者数は全世界で19億1,000万人となる見通しで、2016年は前年比12.6%増の21億6,000万人となると予想している。
2018年には世界人口の3分の1にあたる25億6,000万人がスマートフォンを利用することになり、これは全携帯電話利用者の51.7%で、スマートフォン利用者数がフィーチャーフォン利用者数を初めて超えることになる。
以下の図はeMarketerによるスマートフォン利用者数ランキング上位25ヶ国の推計である。2014年以降の要点としては以下の通り。
- 2014年 :
中国のスマートフォン利用者数が全世界で初めて5億人を突破する - 2015年 :
ロシアのスマートフォン利用者数が日本を上回り、世界第4位となる - 2016年 :
インドのスマートフォン利用者数が2億人を超え、米国を上回り世界で2番目に多い国となる - 2017年 :
米国のスマートフォン利用者数が2億人を超え、同国人口の65%に達する - 2018年 :
インドネシアのスマートフォン利用者数が1億人を超え、ロシアや日本、ブラジルを上回り、世界で4番目に多い国となる
2018年の状況としては、中国が引き続き別格1位で、次いでインド、米国、インドネシアまでが利用者数1億人を超えるスマートフォン大国となるだろう。
出典 : 2 Billion Consumers Worldwide to Get Smart(phones) by 2016 – eMarketer | December 11, 2014